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図解 原価計算入門

②:原価計算の目的


原価計算とは、
・今月製造した製品はいくらでつくることができたのか
を求める作業です。

この計算の過程と計算結果の活用で、
 ①今月末に残った材料資産、仕掛資産、製品資産はいくらか
 ②今月の売上原価はいくらか
がわかります。

①は「貸借対照表」に、②は「損益計算書」に記載されます。
原価計算の目的のひとつは、「貸借対照表」及び「損益計算書」
(これらの表は、財務諸表と呼ばれています)の作成です。

もうひとつの目的は、会社の経営改善に役立つ情報の作成です。
例えば、製品別に売上原価がわかれば、製品別の利益(売上総利益)
がわかります。
また、標準原価との対比で実績原価をとらえるしくみをつくれば、
標準原価と実績原価の差がわかります。

このような情報を手がかりとして改善ターゲットの設定や、
改善成果の確認を行います。


上記のように原価計算の目的は、
 ○財務諸表の作成(財務目的)
 ○経営改善に役立つ情報の作成(管理目的)
です。

この目的に沿って、原価計算のしくみが構築、運用されます。

ひとつのしくみで2つの目的を同時に達成しようとする場合もありますし、目的別に複数のしくみを構築する場合もあります。






---------目次--------

①原価計算とは
②原価計算の目的
③原価の構成、計算の手順
④原価計算の方法(個別原価計算と総合原価計算)
⑤材料費の計算(月次総平均法)
⑥加工費&完成品原価の計算
⑦計算の順序
⑧製造間接費の配賦(1/3)




 


原価管理システムProSeeについては、こちらのページもご覧ください