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図解 原価計算入門

③:原価の構成、計算の手順


A社を例に原価の構成と計算の手順を考えます。

A社は、
 ・「a」を仕入れ、材料倉庫に在庫
 ・製造工程に、「a」を出庫(投入)
 ・製造工程において「a」を「イ」に加工し、完成品を製品倉庫に入庫
 ・製品「イ」を出荷
を行っているものとします。

A社には、
 ・製造部、調達部、生産技術部、品質管理部
 ・開発部、総務部、経理部、販売部
の部門があるものとします。




 
   

原価計算とは、今月製造した「イ」は、いくらでできたのか、すなわち「イ」
の完成品原価を求める作業です。

右の図で言えば、製造工程から製品倉庫にかかる赤丸の部分について、
 ・直接材料費はいくらであったか
 ・加工費はいくいらであったか
を求めます。


「イ」の直接材料費は、「a」です。
「イ」の加工費は、製造部門費(製造部、調達部、生産技術部、品質管理部
の発生費用)のうち「イ」に負担させるとした費用です。


計算の手順は、
 1)先ず直接材料費を算出し、
 2)その次に加工費を算出し、
直接材料費+加工費の合計で完成品原価を求めます。


開発部、総務部、経理部、販売部の費用は、原価には算入しません。
(販売費及び一般管理として処理します)







---------目次--------

①原価計算とは
②原価計算の目的
③原価の構成、計算の手順
④原価計算の方法(個別原価計算と総合原価計算)
⑤材料費の計算(月次総平均法)
⑥加工費&完成品原価の計算
⑦計算の順序
⑧製造間接費の配賦(1/3)




 


原価管理システムProSeeについては、こちらのページもご覧ください