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図解 原価計算入門

⑤:材料費の計算(月次総平均法)


材料費の計算(右図の赤枠部分)には、
 ・総平均法
 ・移動平均法
 ・先入先出法
 ・予定価格を用いる方法
などがあります。

ここでは、月次で行う総平均法(月次総平均法)を
説明します。

8月末の在庫評価が確定しているものとします。
品目別に(ここでは「a」)の9月の受入、及び
払い出しの実績を記録します。
(継続記録法と言います)




   

月初在庫(8月末の在庫)と当月の受入の数量、
及び金額をそれぞれ合計し、金額の合計を数量の
合計で割ります。

ここで求められた値が9月の「a」の評価単価
(払い出しの金額、在庫の金額を算出する際の
単価)になります。

製品「イ」の製造に投入された数量×単価が、
製品「イ」の直接材料費です。





この計算法のメリットは、計算が単純なことです。
各品目、各月にひとつの評価単価が決定されるので、
しくみとしてわかり易いと言えます。

デメリットは、月末まで評価単価が確定しないことです。
月中に計算する場合は、その日(時点)までの受入情報で、月初にさかのぼって計算します。

受入の都度、単価に大きな違いがないのであれば、この方法を採用されるのが良いと考えます。

 

---------目次--------

①原価計算とは
②原価計算の目的
③原価の構成、計算の手順
④原価計算の方法(個別原価計算と総合原価計算)
⑤材料費の計算(月次総平均法)
⑥加工費&完成品原価の計算
⑦計算の順序
⑧製造間接費の配賦(1/3)




 


原価管理システムProSeeについては、こちらのページもご覧ください